吸気口フィルターのクリーニング

Agilent 5100/5110 ICP-OES 装置のみ

Agilent 5800/5900 ICP-OES 装置で吸気口フィルターを交換する方法についてはこちらを参照してください。

装置は、冷却用に清潔で乾燥した腐食性のない空気が必要です。空気は、装置の上部(チムニーの横)にある空気供給ベントを介して装置に供給されます。ベントはほこり除去フィルターとともに装着され、周辺環境の粒子状物質を遮断します。空気流量の低下を防ぐため、ほこり除去フィルターは清浄に保つ必要があります。

フィルターの交換を開始する前に必ず装置をオフにしてください。また、フィルターを取り外した状態で装置を操作しないでください

フィルターの取り外しとクリーニングを実行するには、次のように操作します。

インレットフィルターの交換方法についてはこちらを参照してください

  1. ICP-OES 装置をオフにします。
  2. エアーフィルターのハンドルを上に引いて、エアーフィルターを取り外します。
  3. フィルターにバキュームをかけ、堆積したほこりや破片を除去します。
  4. フィルターに油性堆積物があるときは、中性洗剤で洗い、乾燥させます。
  5. フィルターを元に戻すには、エアーフィルターハウジングにあるタブに丸い切り取りをはめこんでから、所定の場所にスライドしながら押し下げます。