[ファイル] > [オプション] > [エクスポート]をクリックして、エクスポートするデータを指定します。
csv ファイルから複数のフィールドのリストをインポートしたり、Microsoft Excel 読み取り可能形式(.csv または .xlsx)で分析テーブルにデータをエクスポートしたりします。表に表示されるデータに加えて、繰り返しと[未補正データ]の列も表示されます。この未補正データは、質量、容量、希釈率を除いた、溶液濃度測定値のデータです。
このページでは、以下の情報を提供します。
ファイルをインポートするには、次のように操作します。
ICP Expert ソフトウェアが開き、新規ワークシートが作成されると、分析開始前にいつでもサンプル情報をインポートできます。サンプル情報は[シーケンス]タブの[試料ラベル]と[リキャリブレーション]セクションにインポートされますが、表示されるすべてのソフトウェアタブでインポートを実行できます。
インポートに失敗したというエラーが表示されたら、次の点をチェックします。
ICP Expert ソフトウェアに情報をインポートするための簡単なルールがいくつかあります。
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.csv ファイルを Microsoft Excel で作成するときは、ヘッダー行を空白行にできません。.csv ファイルを作成する際、Excel は空白行を無視します。 |
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.csv ファイルの空白のフィールドをインポートするには、以下に説明する形式に従う必要があります。
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RackTube | 名前 | 質量 | 容量 | 希釈率 | 自動希釈 | DilutionList | LimsId | 顧客 | CustomerRef. | SampleDate | SampleSite | 説明 |
2:1 | サンプル 1 | 9 | 9 | 1 | 1 | リスト 1 | 1 | 顧客 1 | ABC | 2023/01/12 | メルボルン | 岩石 |
2:2 | サンプル 2 | 9 | 9 | 1 | 1 | リスト 2 | 2 | 顧客 2 | DEF | 2023/01/12 | ロサンゼルス | 水 |
RackTube 名前 重量 容量 希釈 自動希釈 DilutionList LimsId 顧客 CustomerRef. SampleDate SampleSite 説明
2:1 新規サンプル 1 9 9 1 1 新規希釈リスト 1 1 顧客 1 ABC 2023/01/12 メルボルン SampleDescription 1
2:2 新規サンプル 2 9 9 1 1 新規希釈リスト 2 2 顧客 2 DEF 2023/01/12 ロサンゼルス SampleDescription 2
RackTube,名前,重量,容量,希釈,自動希釈,DilutionList,LimsId,顧客,CustomerRef.,SampleDate,SampleSite,説明
2:1,新規サンプル 1,9,9,1,1,新規希釈リスト 1,1,顧客 1,ABC,2023/01/12,メルボルン,SampleDescription 1
2:2,新規サンプル 2,9,9,1,1, 新規希釈リスト 2,2,顧客 2,DEF,2023/01/12,ロサンゼルス,SampleDescription 2
[インポート元]機能を使用すると、任意の既存のワークシートまたはテンプレートから既存のワークシートへ、セクションをインポートできます。この機能は、結果が集計される前にのみ使用できます。
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現在のワークシートがすでに実行されている場合、[インポート元]メニューのオプションは使用できなくなります。 |
[インポート元]メニューにアクセスするには、次のように操作します。
[ワークシートセクションのインポート]ウィンドウが表示されます。
シーケンスのリスト
シーケンスのリストセクションのインポートには、通常のユーザーサンプルのみが含まれます。IEC ブロックおよび QC ブロックなどの較正ブロックのデータは、一部インポートに含まれず、手動で挿入された QC ブロックはすべて、シーケンスのリストでプレースホルダーのサンプルに置き換えられます。
元素 / 波長
元素 / 波長セクションのインポートには、分析対象物、内標準、および干渉物のみが含まれます。初期ワークシートで IEC が有効になっていない場合は、干渉波長は含まれません。
測定コンディション
測定コンディションセクションのインポートには、測定コンディションのセットのみが含まれます。共通条件は含まれません。
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シーケンスのリストおよび元素 / 波長ワークシートのセクションをインポートする場合、現在開いているワークシートでデータを置き換えるか、追加するかを選択できます。測定コンディションセクションのインポートでは、データの置き換えのみがサポートされています。 |
ファイルを .csv または Microsoft Excel にエクスポートするには、次のように操作します。
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Microsoft Excel へのエクスポートは、ICP Expert Pro でのみ使用できます。 |
エクスポートするワークシートの内容を選択します。
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Microsoft Excel 形式は ICP Expert Pro 機能パックでのみ使用できます。表形式では、詳細形式ではなくグリッド形式でデータをエクスポートします。表形式を選択した際は、データがグリッド形式でエクスポートされるため、多くの環境設定が適用できず、無効になります。 |
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サンプル情報には、LIMS ID、カスタマー、カスタマーリファレンス、サンプリング日時、サンプリング場所、説明列が含まれます。 |
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デフォルトのファイルの場所は、C:\Users\[Current User]\Documents\Agilent\ICP Expert\Exported Results(ここで、[Current User]は現在ログインしているユーザーのユーザー名)です。また、ファイルは、実行中のワークシートと同じ名前で、.csv または Microsoft Excel .xlsx(前のステップで選択したファイル形式による)として保存されます。 |
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[測定中]を選択したときは、すべてのデータが保存されるように[追加]が選択されていることを確認します。[測定中]を選択した状態で[上書き]を選択すると、既存のデータが削除されます。 |
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[測定中]を選択したときは、すべてのデータが保存されるように[追加]が選択されていることを確認します。[測定中]を選択した状態で[上書き]を選択すると、既存のデータが削除されます。 |