サンプルとデータのインポートとエクスポート

[ファイル]>[オプション]>[エクスポート]をクリックして、エクスポートするデータを指定します。

csv ファイルから複数のフィールドのリストをインポートしたり、Microsoft Excel で読み取り可能な形式(.csv または .xlsx)で分析テーブルのデータをエクスポートしたりします。表に表示されるデータに加えて、繰り返しと[未補正データ]の列も表示されます。この未補正データは、質量、容量、希釈率を除いた、溶液濃度測定値のデータです。

このページでは、以下の情報を提供します。

インポート

ファイルをインポートするには、次のように操作します。

ICP Expert ソフトウェアが開き、新規ワークシートが作成されると、分析開始前にいつでもサンプル情報をインポートできます。サンプル情報は[シーケンス]タブの[試料ラベル]と[リキャリブレーション]セクションにインポートされますが、表示されるすべてのソフトウェアタブでインポートを実行できます。

  1. [ファイル] > [LIMS] > [インポート]をクリックします。
  2. 目的のファイルに移動し、ファイルを選択して[開く]をクリックします。
  3. インポートに成功すると、[インポート完了]というメッセージが表示されます。

インポートに失敗したというエラーが表示されたら、次の点をチェックします。

  • 以下に記載のルールに従っていること。
  • インポートファイルの情報に空白行がない。
  • データに追加列がない。

ICP Expert ソフトウェアに情報をインポートするための簡単なルールがいくつかあります。

  1. インポートファイルは .csv 形式とし、以下の形式に従う必要があります。これは、Microsoft メモ帳、Microsoft Excel、またはその他のテキストエディタ アプリケーションで作成できます。 
  2. ヘッダー行があることを想定しています。ヘッダー行がない場合、最初の行がインポートされません。ヘッダー行は空白行にできますが、すべての内容が確実にインポートされるようにするには、これは推奨されません。
  3. ヘッダーは 1 行目に入力する必要があります。

.csv ファイルを Microsoft Excel で作成するときは、ヘッダー行を空白行にできません。.csv ファイルを作成する際、Excel は空白行を無視します。

  1. Microsoft Excel の .csv ファイルを使用するときは、インポート処理中はファイルを閉じてください。ファイルを閉じないと、Excel によってファイルがロックされ、インポートに失敗します。
  2. Microsoft Excel でファイルを作成する場合、各エントリは新しいセルに入力する必要があります。
  3. 日付は、次の形式のどちらかを使用する必要があります:MM/DD/YY または MM/DD/YYYY。

.csv ファイルの空白のフィールドをインポートするには、以下に説明する形式に従う必要があります。

  • Microsoft Excel ワークシートの場合 - セルをクリックしてから、キーボードの SPACE バーを押して、次のセルをクリックします。
  • タブ区切りファイルの場合 - キーボードの TAB を押してから、SPACE バーを押して、もう一度 TAB を押します。
  • カンマ区切りファイルの場合 - カンマを入力し、SPACE バーを押してから、カンマを入力します。

ヘッダー情報

ICP Expert バージョン 7.8 以降では、次のヘッダーが使用できます。ヘッダーは 1 行目に入力する必要があります。リストにヘッダーがなければ、従来のヘッダー形式が使用されます。

シーケンスページのヘッダー ラック:チューブ 溶液ラベル 溶液タイプ 重量 容量 希釈 自動希釈 希釈リスト LIMS ID カスタマーリファレンス サンプリング場所 説明 カスタマー リンスポート位置 サンプル (g) 最終 (g) ISTD 質量 (g)*
代替のヘッダー RackTube Label, Name Sample Type       Autodilution DilutionList   Cust.Ref. Site       Sample(g),Sample g Final(g), final g Mass(g), Mass g
  標準 拡張サンプル情報 標準液ブラケット                            

* 先頭の ISTD が元素名に置き換わります。例: Fe 質量 g

従来のヘッダーを使用した Microsoft Excel ファイルの例

RackTube Name Weight Volume Dilution Autodilution DilutionList LimsId Customer Cust.Ref. SampleDateTime Site Description
2:1 サンプル 1 9 9 1 1 リスト 1 1 顧客 1 ABC 01/12/2023 メルボルン 岩石
2:2 サンプル 2 9 9 1 1 リスト 2 2 顧客 2 DEF 01/12/2023 ロサンゼルス

従来のヘッダーを使用したタブ区切りファイルの例

RackTube    Name    Weight    Volume    Dilution    Autodilution    DilutionList    LimsId    Customer    Cust.Ref.    サンプリング日時    サンプリング場所    説明
2:1    新規サンプル 1    9    9    1    1    新規希釈リスト 1    1   顧客 1    ABC    01/12/2023    メルボルン    サンプルの説明 1
2:2    新規サンプル 2    9    9    1    1    新規希釈リスト 2    2    顧客 2    DEF    01/12・2023    ロサンゼルス    サンプルの説明 2

従来のヘッダーを使用したカンマ区切りファイルの例

RackTube,Name,Weight,Volume,Dilution,Autodilution,DilutionList,LimsId,Customer,Cust.Ref.,SampleDateTime,Site,Description
2:1,新規サンプル 1,9,9,1,1,新規希釈リスト 1,1,顧客 1,ABC,01/12/2023,メルボルン,サンプルの説明 1
2:2,新規サンプル 2,9,9,1,1, 新規希釈リスト 2,2,顧客 2,DEF,01/12/2023,ロサンゼルス,サンプルの説明 2

既存からインポート

[既存からインポート]機能を使用すると、任意の既存のワークシートまたはテンプレートから既存のワークシートへ、セクションをインポートできます。この機能は、結果が測定される前にのみ使用できます。

現在のワークシートがすでに実行されている場合は、[既存からインポート]メニューは使用できません。

[既存からインポート]メニューにアクセスするには、次のように操作します。

  1. [ファイル] > [既存からインポート]をクリックします。

[ワークシートセクションのインポート]ウィンドウが表示されます。

  1. [参照]をクリックして、保存済みの ICP Expert ワークシートを選択し、[開く]をクリックします。
  2. チェックリストからインポートしたいワークシートセクションを選択します。
  3. [作成]をクリックします。

ワークシートセクション

シーケンスのリスト

シーケンスのリストセクションのインポートには、通常のユーザーサンプルのみが含まれます。IEC ブロックおよび QC ブロックなどの較正ブロックのデータは、一部インポートに含まれず、手動で挿入された QC ブロックはすべて、シーケンスのリストでプレースホルダーのサンプルに置き換えられます。

元素 / 波長

元素 / 波長セクションのインポートには、分析対象物、内標準、および干渉物のみが含まれます。初期ワークシートで IEC が有効になっていない場合は、干渉波長は含まれません。

測定条件

測定条件セクションのインポートには、測定条件のセットのみが含まれます。共通条件は含まれません。

シーケンスのリストおよび元素 / 波長ワークシートのセクションをインポートする場合、現在開いているワークシートのデータを置き換えるか、追加するかを選択できます。測定条件セクションのインポートでは、データの置き換えのみがサポートされています。

エクスポート

ファイルを .csv または Microsoft Excel にエクスポートするには、次のように操作します。

  1. [ファイル] > [LIMS] > [エクスポート]をクリックします。
  2. ファイルを保存する場所に移動します。
  3. ファイル名を入力し[保存]をクリックします。

Microsoft Excel へのエクスポートは、ICP Expert Pro でのみ使用できます。

エクスポートオプションの設定

エクスポートするワークシートの内容を選択します。

  1. [ファイル] > [オプション] > [エクスポート]をクリックします。
  2. エクスポートするファイル形式のタイプを選択します。

Microsoft Excel 形式は ICP Expert Pro 機能パックでのみ使用できます。表形式では、詳細形式ではなくグリッド形式でデータをエクスポートします。表形式を選択した際は、データがグリッド形式でエクスポートされるため、多くの環境設定が適用外になるため、無効になります。

  1. [内容]セクションで、エクスポートするデータを選択します。

サンプル情報には、LIMS ID、カスタマー、カスタマーリファレンス、サンプリング日時、サンプリング場所、説明列が含まれます。

  1. ファイルに追加するか、あるいは、上書きするかを選択します。

デフォルトのファイルの場所は、C:\Users\[Current User]\Documents\Agilent\ICP Expert\Exported Results(ここで、[Current User] は現在ログインしているユーザーのユーザー名)です。また、ファイルは、実行中のワークシートと同じ名前で、.csv または Microsoft Excel .xlsx(前のステップで選択したファイル形式による)として保存されます。

[測定中]を選択したときは、すべてのデータが保存されるように[追加]が選択されていることを確認します。[測定中]を選択した状態で[上書き]を選択すると、既存のデータが削除されます。

  1. サンプル(列)の結果すべてをエクスポートするには[列]を、標準液の単位の結果すべてをエクスポートするには[標準液]を、溶液タイプに基づき適切な標準液またはサンプル(列)単位の結果をエクスポートするには[両方を使用]を選択します。
  2. [分析]ページで表示されている列のみをエクスポートする場合は[表示]を選択し(非表示列はエクスポートされません)、てすべての列をエクスポートする場合は[すべて]を選択します。
  3. 自動エクスポートを有効化するには[測定終了]または[測定中]を選択します。[測定中]では、各サンプルの処理後にデータがエクスポートされます。

[測定中]を選択したときは、すべてのデータが保存されるように[追加]が選択されていることを確認します。[測定中]を選択した状態で[上書き]を選択すると、既存のデータが削除されます。

 

関連項目: