[開始]ページは、ICP Expert ソフトウェアを起動したときに表示されます。
ツールバーから、[プラズマ]、[ポンプ]、[分析]を開始したり、[装置ステータス]や[オートサンプラ]ページを表示したりできます。さらに、アプレットを作成し、アプレットと ICP Expert フルモードの間でモードを切り替えることもできます。
[開始]ページと[ファイル]メニューの選択肢を使用すると、ワークシートを作成または開く、レポートとレポートテンプレートの設定と作成、Agilent ウェブサイトへのアクセス、ソフトウェアのシャットダウンなどの操作を実行できます。
ワークシートを作成するか、開くには多くの異なる方法があります。
[開く]メニューで、ファイル名の隣にある[ピン]アイコン をクリックして、常にリストの上部に配置されるようにします。リストの上部に「ピン留め」されている状態を解除するには、「ピン」アイコン
を再度クリックします。
![]() |
新規ワークシートのデフォルト設定は、[オプション] ウィンドウの[環境設定]画面で実行した選択によって決定されます。 |
新規ブランクワークシートを作成するには、次のように操作します。
[ファイル]メニューからの場合:
[開始]ページからの場合:
既存のワークシートを開くには、次のように操作します。
既存のワークシートまたはテンプレートから新規ワークシートを作成するには、次のように操作します。
[開始]ページからの場合:
新規ワークシートが読み込まれた状態で[ワークシート]ウィンドウが表示されます。
![]() |
新規に作成したワークシートはすべてデフォルトでロック解除されています。 |
ワークシートを保存するには、次のように操作します。
保存されていない変更があるときは、ICP Expert がワークシートを閉じる前に保存するよう、プロンプトメッセージが表示されます。しかし、常に、すべての変更を最初に保存してから、ワークシートを閉じることが最適な方法です。
ワークシートを閉じるには、次のように操作します。
保存されていない変更があるときは、ICP Expert が閉じる前に保存するよう、プロンプトメッセージが表示されます。しかし、常に、すべての変更を最初に保存してから、ソフトウェアをシャットダウンすることが最適な方法です。
ICP Expert ソフトウェアを閉じるにはいくつかの方法があります。
![]() |
プラズマの点火には約 60~80 秒かかります。点火に失敗したとき、詳細についてはプラズマの不点火を参照してください。 |
![]() |
Tip |
プラズマを消灯するには、次のように操作します。
ペリスタルティックポンプの速度を選択するには、[ポンプ]アイコン をクリックします。[オフ]、[標準ポンプ (15 rpm)]、[高速ポンプ (80rpm)]から選択します。
選択してチラーをオンまたはオフにします。これは、ICP-OES が接続されている PC に、チラーが接続されている場合にのみ表示されます。
これは、アドバンスド希釈システム 2(ADS 2)が接続されている場合にのみ表示されます。
[ADS 2]アイコンをクリックして次のアクションを実行します。
自動希釈装置がリセットされ、シリンジとバルブがホームポジションに送られます。ADS 2 をオンにした後、またはシリンジを交換した後、初期化を実行することをおすすめします。
自動希釈装置のチューブにキャリア溶液/希釈液およびリンス溶液を充填します。これにより、ADS 2 のプライミングとクリーニングの両方が実行されます。
シリンジから液体をパージし、シリンジを交換位置に移動します。
現在選択している ADS 2 のアクションを停止するために使用します。これは、[初期化]、[プライミング]、[シリンジ置換]の手順中のみに使用できます。
現在のワークシートを使用して分析を実行するには、[分析]アイコンをクリックします。アイコンは[一時停止]に変わり、一時的に分析を停止する必要があるときにクリックできます。
オートサンプラを使用しているときは、ダイアログボックスが表示され、どのラックが現在のオートサンプラの設定に必要であるかを示します。正しいラックがオートサンプラ内にあることをチェックしてから、[OK]をクリックします。
![]() |
[分析]ボタンは以下の状況でのみ使用できます。
|
ワークシートのバッチを分析する方法についての情報はこちらをクリックしてください。
現在の分析を停止するには、[停止]アイコン をクリックします。