デフォルトレポート設定の選択
[オプション]ウィンドウの[レポート作成中]タブには、ワークシート設定用のデフォルト値が規定される場所と、レポート作成時に使用するレポート テンプレート ファイルが記されています。[レポート作成中]タブの設定は、作成した新規ワークシートそれぞれに適用されます。
すべてのワークシートに共通する設定や、特定のワークシートに対する設定を定義できます。
このページでは、以下の手順を説明します。
レポートの印刷、プレビュー、または PDF 作成
レポートを印刷する前に、テンプレートを選ぶ必要があります。Agilent レポートテンプレート ファイルの、ファイル名拡張子は .rdl です。
ワークシートの印刷、プレビュー、または PDF を作成するには、次のように操作します。
- ワークシートを保存します。
- [ファイル] > [レポート]か、ツールバーの[レポート]アイコンの下にある矢印をクリックします。
- 以下のどれか 1 つを選択します。
- プロンプトメッセージが表示されたら、テンプレートが保存されているフォルダへ移動します。デフォルトの保存場所:C:\Users\(Username)\Documents\Agilent\ICP Expert\My ReportTemplates.デフォルトの保存場所が表示されます。[ファイル] > [オプション]で編集します。
- 目的のテンプレートを選択したら、[開く]をクリックします。
- 以下のどれか 1 つを選択します。
- [印刷(&P)...]を選んだ場合は、標準の Microsoft Windows の印刷ダイアログが表示されます。
- [印刷プレビュー(&V)]を選ぶと、レポートが作成され、インテリジェントレポート アプリケーションに表示されます。スクロールしてレポート全体を確認します。[保存]アイコンか、[インテリジェントレポート]ウィンドウの左上にある[印刷]アイコンをクリックします。
- [PDF(&D)]を選んだときは、ファイル名を入力し、適切な保存場所に移動した後、[保存]をクリックします。レポートの PDF は作成された後、自動的に開きます。
すべてのワークシート用のデフォルト レポートテンプレートを指定
すべてのワークシートのレポートで、同一の情報を提示する必要があるときは、レポート作成時にすべてのワークシートで使用される、レポートテンプレートを選択できます。
これを行うには、次のように操作します。
- [ファイル] > [オプション] > [レポート作成中]をクリックします。
- レポートするデータを選択します。*
- [現在表示されている列]を選択し、[分析]ページで表示列(非表示列はレポートの対象外です)のみレポートを作成するか、[すべての列]を選択し、すべての列のレポートを作成します。*
- すべてのデータのレポートを作成するか、ハイライト表示された値のみのレポートを作成するかを選択します。*
- [列]、[標準液]、[両方を使用]のどれかを選択します。[列]を選択すると、サンプル列単位ですべての結果のレポートが作成されます。[標準液]を選択すると、標準液の単位ですべての結果に関するレポートが作成されます。[両方を使用]を選択すると、溶液タイプに基づいて、関連する標準液かサンプル(列)単位でレポートが作成されます。
- [その他の項目]ボタン
をクリックした後に、目的のレポートテンプレート ファイルに移動します。
- すべてのレポートを作成する際に使用する、レポートテンプレート ファイルを選択します。
- ドロップダウンメニューからデフォルトの出力形式を選択します。
- レポート作成後にレポートを自動的に開くか、選択あるいは選択解除します。
- [OK]をクリックします。
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すべての新規ワークシート レポートでは、デフォルト レポートテンプレートが使用されて、選択した形式で作成されます。
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21 CFR Part 11 ソフトウェアを使う場合、上記の * により指示されている選択は、ユーザーがレポート作成特権を有するときにのみ有効です。
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*アスタリスクで示した項目は、ICP Expert ソフトウェアと関連して、Agilent 21 CFR Part 11 ソフトウェアを使用するときにのみ有効です。
ワークシートまたはワークシートテンプレート用のデフォルト レポートテンプレートを指定
この手順では、このワークシート用のデフォルトテンプレートを指定します。このワークシートがテンプレートとして保存されると、自動的に、このテンプレートから作成された新規ワークシートにデフォルトテンプレートが割り当てられます。
- ワークシートを保存します。
- [ファイル] > [レポート]か、ツールバーの[レポート]アイコンの下にある矢印をクリックします。
- [レポート環境設定]を選択します。
- レポートするデータを選択します。*
- [現在表示されている列]を選択し、[分析]ページで表示列(非表示列はレポートの対象外です)のみレポートを作成するか、[すべての列]を選択し、すべての列のレポートを作成します。*
- すべてのデータのレポートを作成するか、ハイライト表示された値のみのレポートを作成するかを選択します。*
- [列]、[標準液]、[両方を使用]のどれかを選択します。[列]を選択すると、サンプル列単位ですべての結果のレポートが作成されます。[標準液]を選択すると、標準液の単位ですべての結果に関するレポートが作成されます。[両方を使用]を選択すると、溶液タイプに基づいて、関連する標準液かサンプル(列)単位でレポートが作成されます。
- [その他の項目]ボタン
をクリックした後に、目的のレポートテンプレート ファイルに移動します。
- すべてのレポートを作成する際に使用する、レポートテンプレート ファイルを選択します。
- ドロップダウンメニューからデフォルトの出力形式を選択します。
- レポート作成後にレポートを自動的に開くか、選択あるいは選択解除します。
- [OK]をクリックします。
- ワークシートを保存するか、ワークシートをテンプレートに保存します。
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このテンプレートから作成された、すべての新規ワークシートは、この割り当てたレポートテンプレートを使用し、レポートは選択した形式で作成されます。
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21 CFR Part 11 ソフトウェアを使う場合、上記の * により指示されている選択は、ユーザーがレポート作成特権を有するときにのみ有効です。
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*アスタリスクで示した項目は、ICP Expert ソフトウェアと関連して、Agilent 21 CFR Part 11 ソフトウェアを使用するときにのみ有効です。
カスタムレポートテンプレートの作成
インテリジェントレポート アプリケーションを使って、レポート用のカスタムテンプレートを作成します。レポートテンプレートの作成方法についての詳細は、インテリジェントレポート ヘルプを参照してください。
インテリジェントレポート アプリケーションにアクセス:
- ICP Expert を開きます。
- ワークシートを開きます。
- [ファイル] > [レポート] > [レポートデザイナー]をクリックします。
- インテリジェントレポート アプリケーションが開いたら、[ファイル]をクリックして、[新規テンプレートの作成]または[テンプレートを開く]のどちらかを選択します。
インテリジェントレポート ヘルプにアクセスするには、インテリジェントレポート アプリケーションを開いた状態で F1 を押します。
関連項目: