装置ステータスの表示

[装置]ウィンドウの[ステータス]タブでは、複数の装置コンポーネントのステータスを確認できます。装置イメージ上で点滅しているコンポーネントをクリックすると、そのコンポーネントのトラブルシューティングに移動します。  

ハードウェア情報のコピー

装置の観測モードに関する詳細、装置とコンポーネントのシリアル番号、ハードウェアとファームウェアのバージョンを表示するには、次のように操作します。ハードウェア情報の数字は、アジレントのフィールドサービス担当者のみが編集できます。

  1. [装置]ウィンドウの[ステータス]ウィンドウにある[その他のハードウェア情報]をクリックします。
  2. [コピー]をクリックし、必要に応じて貼り付けます。

コンポーネントのマニュアル制御

[装置]ウィンドウの[ステータス]タブでは、複数の装置コンポーネントをマニュアルで制御できます。

ガス流量のマニュアル調整

これらは、流量のマニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

以下の操作で、必要なガス流量を設定し、実際のガス流量を確認します。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. 必要なガス流量の値を[ステータス]ページで入力します。
  3. 有機溶媒を分析するときは、酸素注入ガス流量を有効にしてから、酸素濃度を設定します。

ガス流量の値の設定をワークシート内で調整する方法

酸素注入は ICP Expert Pro でのみ使用できます。

アルゴン/酸素比率が 80%/20  の混合ガス(プレミックス)のみを使用してください。

起動またはスナウトパージをオンにする

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページで、[ポリクロメーター起動][スナウト]のパージを選択して有効にします。

コーンパージは、プラズマがオンになったときに自動的にオンになります。

これらは、マニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

装置とソフトウェアが接続されるとポリクロメーター起動が自動的にオンになるようにする操作方法については、ここをクリックしてください。

RF パワー

これは、プラズマがオンのときにのみ設定できます。これは、マニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページで、RF ジェネレータによって生成する必要がある RF パワーレベルを設定し、実際のレベルを確認します。

ビームセレクター位置と観測位置(高さ)の調整

これは、マニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

これは、プラズマがオンのときにのみ設定できます。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページで、ビームセレクター位置を選択します([アキシャル]、[ラディアル]、または[SVDV])。
  3. [ラディアル]または[SVDV]を選択したときは、必要な観測位置(高さ)を入力します。

ビームセレクター位置を選択し、ワークシートの[条件]ページに高さを入力します。

ペルチェおよびポリクロメーターの温度の表示

これを監視すると、ポリクロメーターが 35℃ に到達する前に分析を開始するのを確実に避けることができます。これは表示専用で、調整できない値です。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページの右側を下向きにスクロールして、[光学系]セクションまで移動します。

ポンプ速度のマニュアル調整

これを使用すると、ペリスタルティックポンプの速度を変更できます。これは、マニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページで、必要なポンプ速度を入力します。

分析用に高速ポンプ速度を設定する方法

スイッチングバルブ

これを使用すると、バルブ切替が動作すること、および取込みポンプとバブルインジェクタが機能しているかどうかをチェックできます。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [注入][取り込み]から選択して、スイッチングバルブの位置を変更します。バルブ液流路については、ここをクリックしてください
  3. 取り込みポンプの流量を mL/min 単位で入力して、流量を確認します。
  4. バブルインジェクタを選択して、アルゴンガスのバブルをラインに導入します。これは、チューブ内の液の流れを観察するのに便利です。

バルブまたはローターを交換したときは、[リセット]をクリックして、バルブを確実に正しい位置にします。

IsoMist

これを使用すると、IsoMist 温度を変更できます。これは、マニュアル制御専用で、ワークシートの実行中は調整できません。

  1. ツールバーの[装置]をクリックします。
  2. [ステータス]ページで温度を編集します。

 

関連項目: