IntelliQuant は、[元素]タブで現在選択されていない元素について、分析中に同定および半定量するのに役立ちます。
IntelliQuant スクリーニングは、選択した元素の標準的な定量分析を実行せずに、全元素の溶液を分析します。
メソッド作成中に使用する元素について最良の波長の測定を試みる際に、特に便利です。
以下のトピックで提供される情報は次のとおりです。
下図の赤いボックスで定義される[IntelliQuant 解析]と[IntelliQuant スクリーニング]ページのセクションに関する情報を以下に示します。
この表には、現在分析されている全サンプルの各元素のすべての濃度値が表示されます。
元素のセルのズームをクリックすると、選択した元素のプライマリ波長付近の詳細なスペクトルが表示されます。[スキャン]タブを下にスクロールすると、検出されたその他の波長のスペクトルが表示されます。この方法では、周期表で元素をクリックしたときと同じように情報が表示されます。
[周期表]には、選択したサンプルに存在する元素の濃度についての数値と濃度のマップ(カラーグラデーションを使用)の両方が表示されます。
濃度は以下の色分けで示されます(単色または 2 色の混合で表示)。
たとえば、下図の青いボックスで示す Fe は 81.7 ppm で存在し、明るい赤で示されています。Mn は黄色いハイライトで示され、はるかに低い濃度で存在します。Ir は中間域の濃度で存在し、オレンジで示されています。
濃度カラーマップのしきい値はスマートビューエディタで設定します。
[周期表]または[結果]テーブルで元素のセルをクリックすると、選択した元素のプライマリ波長付近の詳細なスペクトルが表示されます。[スキャン]タブを下にスクロールすると、検出されたその他の波長のスペクトルが表示されます。この方法では、周期表で元素をクリックしたときと同じように情報が表示されます。選択した元素に関する詳細は、[グラフ]と[詳細]タブに表示されます。
[詳細]タブには、検出された元素すべての波長が表示されます。使用されている波長には、チェックが付いています。シグナル強度と干渉に基づく信頼レートが割り当てられます。
[円グラフ]には、サンプル中の各元素の寄与分がパーセント表示されます。
[棒グラフ]には、サンプル中の各元素の濃度が表示されます。
[散布図]には、多数のサンプルに渡り、サンプル濃度のサマリーが元素ごとに表示されます。
選択した元素について検出された波長すべての拡大スペクトル、バックグラウンド、ピークマーカーが表示されます。
全体の線形スペクトルが表示されます。元素を選択したら、X 軸をクリックし、ドラッグしてスペクトル全体にわたって素早くスキャンします。
干渉、干渉によってどの元素が除去されたか、最終波長が選択された理由など、選択した元素に関する詳細な情報が表示されます。サンプル中の全元素の選択プロセスが記載されている情報をフィルター解除するか、選択した元素の詳細やサマリーを表示することができます。
[較正]には、現在のワークシートに対応する装置モデルで利用できる IntelliQuant 較正が表示されます。
[スマートビュー]ドロップダウンでは、特定の元素を選択したり、熱マップのしきい値を指定したり、結果で表示させる内容についてルールを作成したりします。