ICP-OES とソフトウェアの接続 

装置をソフトウェアに接続する方法は、以下の 2 通りがあります。

ICP-OES を ICP Expert ソフトウェアに接続(PC を ICP-OES に直接接続しているとき)

ICP Expert ソフトウェアを ICP-OES に Ethernet ケーブルで直接接続するには、次の 2 つのステップに従います。

  • ICP-OES の IP アドレスの確認
  • PC 上での ICP-OES ネットワークアダプタの設定

ICP-OES の IP アドレスの確認

ICP-OES がオンになっており、付属の Ethernet ケーブルで PC に接続されている必要があります。ICP-OES の IP アドレスが既に分かっている場合は、PC 上での ICP-OES ネットワークアダプタの設定に進みます。

ICP-OES の IP アドレスを確認するには、次のように操作します。

  1. C:\Program Files (x86)\Agilent\ICP Expert\InstrumentLocator\ に移動します。
  2. ICPInstrumentLocator.exe をダブルクリックします。
  3. 表示される装置の IP アドレスとサブネットマスクを書き留めておきます。

PC 上での ICP-OES ネットワークアダプタの設定

ネットワークアダプタを設定するには、次のように操作します。

  1. [スタート]ボタンの横の Windows の検索で「コントロール パネル」(括弧なし)と入力し、[コントロール パネル]を選択します。
  2. [ネットワークとインターネット] > [ネットワークと共有センター]をクリックします。
  3. [アダプターの設定の変更]をクリックします。
  4. [ローカルエリア接続]をダブルクリックします。
  5. [プロパティ] をクリックします。
  6. [インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]を選択します。
  7. [プロパティ] をクリックします。
  8. [次の IP アドレスを使う]を選択します。
  9. 末尾の数値を除いた、ICP-OES の IP アドレスを入力します。末尾の数値は、ICP-OES の IP アドレスとは異なる、1 ~ 254 の間のものでなければなりません。たとえば、ICP-OES の IP アドレスが 198.168.1.128 のときは、198.168.1.x と入力します。ここで x は、128 以外の 1 ~ 254 の範囲の数値とします。
  10. ICP-OES で見つかったものと同じサブネットマスクを入力します。
  11. [OK][閉じる]をクリックして、すべてのウィンドウを閉じ、変更を確定します。

ICP Expert を ICP-OES に接続(PC と ICP-OES をネットワーク接続しているとき)

ICP Expert ソフトウェアを装置に接続するには、次のように操作します。

  1. 必要な場合、ツールバーにある[装置]をクリックします。
  2. [接続]をクリックします。
  3. 接続する装置を選択します。
  4. [接続]をクリックします。

お使いの装置がリストに表示されないときは、次のように操作します。

  1. [新規接続]をクリックします。
  2. お使いの装置がこのリストに表示されないときは、[新規接続]フィールドに、装置の IP アドレスを入力します。
  3. [接続]をクリックします。

接続が見つからないときは、装置自体の IP アドレスを設定し、接続の再試行を必要とする可能性があります。

関連項目: