このページでは、以下の項目について説明しています。
標準液ブラケットを用いたメソッドを設定するには、次のように操作します。

標準液ブラケットの[標準液]ページの例
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SSUM(サンプル集計)QC オプションでは、個々の測定結果ではなく、平均値、標準偏差、相対標準偏差(%RSD)、最小値、および最大値のサマリーデータが使用されます。同じワークシートに複数の SSUM QC を定義して追加することも可能です。詳細については、サンプル集計 QC(SSUM)を参照してください。 |

標準液ブラケットの[QC]ページの例

標準液ブラケットの[シーケンス]ページの例

標準液ブラケットの[分析]ページの例
標準液ブラケットのワークシートでは、各溶液が異なる(既知の量の)内標準を含む可能性があることを考慮して、内標準比が補正されます。通常のワークシートのように単純なシグナル比を用いるのではなく、ブラケット計算では実際の内標準重量と溶液の総重量が組み込まれます。補正比は、まず測定された内標準の強度を溶液に含まれる内標準の重量で割り、さらにその結果を溶液の総重量で割ることで算出されます。この値は、ワークシートの最初の溶液の値に対して正規化され、最初の溶液の補正比が常に 1.0 となるように調整されます。これにより、ワークシート内で内標準や溶液の重量にばらつきがあっても、内標準の結果に大きな偏差があれば、それを一目で確認できるようになります。
補正強度 = 内標準の強度 / (内標準の重量/溶液の最終重量) - 結果は表示されません
補正強度比 = 補正強度 / 最初の溶液の補正強度 - 結果は、分析結果のすべての表示モードで内標準の列に表示されます(ただし「強度結果」は除く)。すべてのモードについては、下記を参照してください。
標準液ブラケットでは、分析結果の表示モードのドロップダウンメニューに選択肢が追加されます。結果が測定されていない場合には、いくつかのオプションは使用できません。

各モードの計算は以下の通りです。
この計算は本来、他の式で用いられる中間計算結果ですが、前処理において、サンプルに対して、内標準をどれだけ一貫した割合で量り取って追加できたかを確認する品質指標として利用できます。
Q = 分析対象物の強度/内標準の強度
ここで Q は強度指数
次に、各繰り返し Q は平均化され、その結果が[分析]ページに表示されます。
この計算は、強度指数結果で算出された Q 値を、公称 ISTD 重量とサンプルに実際に追加した重量の差を用いて補正します。補正後の Q 値は、サンプル中の分析対象物の計算質量を求める際に使用されます。
Qc = (内標準の重量/内標準の公称重量)*Q
ここで Qc は補正強度指数
内標準の公称重量は、内標準の理論上の重量であり、実測重量ではありません。
分析対象物の質量 = 低濃度標準液の質量 + ((高濃度標準液の質量 - 低濃度標準液の質量) * (サンプルの Qc - 低濃度標準液の Qc )) / (高濃度標準液の Qc - 低濃度標準液の Qc)
濃度 = 分析対象物の重量 / 溶液の最終重量
ppm は、特に指定のない限り、この式におけるデフォルトの単位
サンプル中の元素の量をパーミル (‰)単位(千分率単位)で示したもの。
Fineness = (分析対象物の重量 / サンプルの重量) / 1000
サンプル中の元素の量をカラット単位で示したもの。
カラット = (分析対象物の重量 / サンプルの重量) / 24

選択された溶液について、測定で採取されたすべてのサンプルおよび標準液のデータポイントを表示します。
これは、サンプル結果のパターンや一貫性の確認したり、トラブルシューティングや、メンテナンスの必要性を判断するための経時変化を特定するのに便利です。

サンプルのトレンド表示