ワークシートの[設定]ページでは、ワークシートで使用する機能やハードウェアを有効化できます。
[設定]ページにアクセスするには、新規または既存のワークシートを開きます。既存のワークシートにデータがあるときは、これらの項目のほとんどは選択できなくなっています。
選択すると、ワークシートが自動的にロックおよび保存されます。これにより、ワークシートは読み取り専用となり、メソッドパラメータを変更したり、追加のデータ採取にワークシートを使用したりすることを防ぐことができます。
[ロックして保存]を選択解除すると、ワークシートがロック解除されます。
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ロックされたワークシートを変更、実行、保存することはできません。ワークシートを最初に保存するまで、ロックは有効ではありません。 |
元素間補正(IEC)を有効にして、スペクトル干渉を補正するには、このチェックボックスを選択します。[IEC]がワークシートページのナビゲーションパネルに表示されます。
IEC を有効にしたメソッドを設定し実行する方法についてはこちらを参照してください。
分析中に分析データの品質をモニタする場合は、このチェックボックスを選択します。[QC]がワークシートページのナビゲーションパネルに表示されます。
QC を有効にしたメソッドの設定と実行の方法についてはこちらを参照してください。
このオプションは、[ファイル]>[オプション]>[拡張 QC]にあります。
[拡張 QC]を有効にすると、[QC]ページでカスタムの USP と ICH に準拠した QC 定義を使用できます。
拡張 QC を有効にしたメソッドの設定と実行の方法についてはこちらを参照してください。
USP と ICH 対応の拡張 QC を有効にしたメソッドの設定と実行の方法についてはこちらを参照してください。
デフォルトではオンになっています。
IntelliQuant 解析のセットアップ方法やIntelliQuant 検量の実行方法については、各リンクをクリックしてください。
オートサンプラを使用して、サンプルを導入する場合に選択します。[ファイル]>[オプション]>[全般]タブでオートサンプラまたはアクセサリタイプを選択します。
オートサンプラの有効化と設定の方法についてはこちらを参照してください。
SVS 1、AVS 4、AVS 6/7*、アドバンスド希釈システム 2(ADS 2)、または ESI PrepFAST アクセサリを有効にします。ここで示すオプションは、ご使用の ICP-OES に接続しているハードウェアと、[ファイル]>[オプション]>[全般]で選択した内容に基づきます。
アクセサリを有効化するには、次のように操作します。
* AVS 6/7、ADS 2、ESI PrepFAST オプションは、ICP Expert Pro 機能パックでのみ使用できます。
AVS チューブの交換方法についてはこちらを参照してください。
ADS 2 チューブの交換方法についてはこちらを参照してください。
ADS 2 または ESI PrepFAST を選択した後、[希釈リスト]オプションが有効になります。
このオプションは、ICP Expert Pro 機能パックでのみ使用できます。
自動希釈を有効化して分析を設定する方法についてはこちらを参照してください。
酸素導入を有効にするときに選択します。酸素導入は、有機溶液を分析するときに推奨されます。酸素は、蒸気圧が高い有機溶液の吸引時にプラズマを安定化させることにより、揮発性有機物の分析を容易にします。
この機能は ICP Expert Pro でしか使用できません。
選択すると、開いたワークシートに対して使用する[繰り返しのカスタム設定]が有効になります。ブランク、標準液、QC 溶液、サンプルのカスタム繰り返し回数を[条件]ページで指定します。
この機能は ICP Expert Pro でしか使用できません。
[繰り返しのカスタム設定]の使用方法についてはこちらを参照してください。
IsoMist ペルチェ温調スプレーチャンバについての詳細はこちらを参照してください。
これは、定期的なモニタリングプロセスで、気温や気圧といった変化する環境影響による波長ドリフトを補正します。サンプル取り込み中に、プラズマ中の 1 つ以上のアルゴン、炭素、その他のユーザー定義である元素の波長の位置をモニタリングすることを含みます。収集されたデータにより、1 つのアルゴンラインのモニタリングは、±0.1 ピクセルより高い精度での、あらゆる波長ドリフトの補正に適していることが示唆されています。モニタリングから算出されたピクセルオフセットは、スペクトルを表示したり分析する際に、使用波長をオフセットするのに使われます。
洗浄サイクルの完了時に、ドリフト補正が測定されます。
選択したラインと干渉する可能性があるサンプルを分析する場合、特にオートサンプラを使用していないときは、このオプションをオフにできます。
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