メソッドを設定して実行する方法については、ここをクリックしてください。
[分析]ページに関する情報も含めたソフトウェアの概要については、ここをクリックしてください。
![]() |
[分析]ページの機能はすべて、[ICP Expert]ビューと[ICP Applet]ビューでも使用できます。 |
ワークシートの[分析]ページでは、分析するサンプルの選択、および分析結果の収集、表示、編集が行えます。
列を選択して(複数選択可)、選択した列の単位を変更したり、表示される有効桁数と小数点以下の桁数を編集したり、列を表示するかどうかや結果テーブルにどの結果フラグを表示するかを選択したりできます。
複数の列を選択するには、次のように操作します。
カスタム列の追加/削除/編集
![]() |
数字を入力したときは、必ず後ろにスペースを追加してください。 |
結果テーブルからカスタム列を削除するには、カスタム列を右クリックしてから[カスタム列を削除]を選択します。
どのカスタム列の計算でも、式が評価される前にすべての列の値が「g/mL」に変換されます。たとえば、式の評価の前に、ppm/mg/L などの結果は 1000000 で除算され、% は 100 で除算されます。その後、列プロパティで選択された単位を使用して、結果を適切な単位に変換できます([オプション]の下の[単位]定義での定義に従って)。
これが表示されるのは、[標準液]ページで[マルチ較正ビューを有効にする]と[マルチ較正サマリー濃度]が選択されているときだけです。
列の波長と計算方法を選択するには、次のように操作します。
![]() |
21 CFR Part 11 ソフトウェアを使用する場合は、[マルチ較正列の編集]は、ユーザーが結果の編集権限を持っているときにしか有効になりません。これらの機能を使用して加えた変更はすべて、CFR 監査証跡に追加されます。 |
このオプションの選択を解除すると、IEC ブロックがシーケンスから隠され、オートサンプラの標準ラック内のサンプルチューブを解放できます。
![]() |
このオプションは、[元素]ページで IEC が有効になっており、干渉波長が定義されており、既存の IEC 検量データを持つワークシートに対してのみ表示され、設定可能になります。 |
下矢印またはボタンをクリックして、データを濃度、強度、未補正の濃度結果のどれとして表示するかを選択します。
選択すると、分析の進行中に分析を追跡することができます。選択解除すると、選択したデータが表示されます。
下矢印をクリックすると、結果をデフォルトの順序、アルファベット順、波長順、タイプ順のどれで表示するかを選択できます。
特定の列を表示したり非表示にしたりするのに使用します。1 つの列を選択するか、または Shift または Ctrl を押しながら左クリックして複数の列を選択し、非表示にします。選択できる内容は、ワークシートがどのようにセットアップされているかに応じて変わります(内標準があるかどうか、マルチ較正サマリーなど)。
列プロパティの詳細については、上記説明を参照してください。
[表示する測定結果]アイコン の横にある矢印をクリックして、測定結果の表示オプションを選択します。
デフォルトは以下のように動作します。
サマリーは以下のように動作します。
最後に行われた測定が表示されます。
これをクリックすると、すべての結果がワークシートから削除されます。また、Ctrl+Delete を押しても結果を削除できます。いったん削除した結果は、二度と取得できません。
21 CFR Part 11 ソフトウェアを使用しているときは、結果を削除できません。
該当するアイコンをクリックして、結果テーブル、スペクトル表示、繰り返し/検量データテーブル、および検量線を表示します(または非表示にします)。
結果セルを右クリックすると、[複製を追加/削除]、[選択結果のエクスポート]、[基準]、[サンプル単位を設定]などのその他の機能にもアクセスできます。
複製を追加/削除
選択した元素の列の複製を追加したり、選択した列の複製を削除したりできます。
選択結果のエクスポ―ト
選択されている溶液を .csv ファイル形式でエクスポートします。ICP Expert Pro 機能パックでは、Microsoft Excel 形式でもエクスポートできます。
![]() |
21 CFR Part 11 ソフトウェアを使用する場合、カスタム列の追加、削除、および編集は、ユーザーが結果の編集権限を持っているときにのみ有効になります。これらの機能を使用して加えた変更はすべて、CFR 監査証跡に追加されます。 |
この機能の詳細については、自動希釈ページを参照してください。
スペクトルの詳細については、「スペクトル表示」を参照してください。
これは、[分析]ページの左下隅にあるテーブルのデフォルト表示で、[繰り返しデータ]アイコンをクリックすることでアクセスします。 エラーフラグや溶液フラグは、このテーブルの横に表示されます。
このヘッダーの下の測定値はすべて、溶液濃度に関連した統計情報です。
このヘッダーの下の測定値はすべて、溶液強度に関連した統計情報です。
選択されているすべての繰り返しの濃度と強度の両方の平均を表示します。
選択されているすべての繰り返しの濃度と強度両方の標準偏差を表示します。
選択されているすべての繰り返しの濃度と強度両方の相対標準偏差を表示します。この RSD 値は、強度について計算されます。パーセント相対標準偏差(% RSD)は、与えられた 1 つのサンプルに対して複数の繰り返し測定が行われたときに、測定の精度(結果にどれだけ再現性があるか)の基準となります。精度は、シグナルの強度、サンプルと標準液の準備にどれだけ注意を払ったか、光学システムの安定性によって決まります。
統計計算および分析ワークシートテーブルに含める繰り返しを選択します。これを使用すれば、選択されている元素の特定の繰り返しを削除したり、選択したりできます(結果セルの選択は、ワークシート表示から行います)。いったん結果セルが選択できたら、その繰り返しと平均結果が[繰り返し]パネルに表示されます。
繰り返しの回数が表示されます。
濃度列には、設定濃度または各繰り返しの濃度計算値が表示されます。標準液については、設定濃度として示される濃度が表示されます。すべてのサンプルおよび QC について、濃度計算値が表示されます。
[繰り返しデータ]が選択されているときに、分析の表で標準液を選択すると、[濃度]が[メソッド濃度]に変わります。分析の表には、ユーザーが割り当てた濃度か、検量線で使用される各標準液が表示されます。
各繰り返しの強度が表示されます。
[繰り返しデータ]が選択されているときに、分析の表で標準液を選択すると、この列が表示され、各標準液に対する検量線のキャリブレーション式に従って実測の濃度が表示されます。
選択されている元素の検量線タイプに関連した統計情報が表示されます。[検量データ]アイコンをクリックすることによりアクセスできます。
この元素ラインの検量線の作成に含まれるすべての標準液が表示されます。
どの測定結果が表示されているかを示します。標準液が自動希釈された場合、希釈された標準液を分析の表で選択すると、表示される測定情報が変わります。
検量線の作成に使用される各標準液の平均強度が表示されます。
検量線で使用される各標準液のユーザーが割り当てた濃度が表示されます。
検量線に含まれる各標準液のキャリブレーション式による実測濃度が表示されます。
検量線に使用される各標準液のメソッド濃度と実測濃度の差のパーセンテージ。
これらは、[元素]ページに表示される干渉一覧 とグラフ
と同じです。
ICP Expert ソフトウェア内で実行された操作を表示します。[操作ログを表示]アイコンをクリックすることによりアクセスできます。
[アウトライア設定]アイコン をクリックすることによりアクセスできます。異なる 6 つのアウトライアフラグ規則の合格基準値を有効化し、設定します。合格基準値が満たされないときは、結果テーブル内の影響を受ける結果が、見分けやすいように別の色で示されます。[フラグされたアイテムのみを表示]を選択して、選択されている規則を満たさない結果だけが表示されるようにします。
2 つの規則を選択して結果に適用した例
21 CFR 11 が有効になっている ICP Expert Pro または ICP Expert でのみ使用できます。[ファイル] > [オプション]メニューおよび[設定]タブで USP <232/233> と ICH Q3D 拡張 QC を有効にします。[USP バリデーション]アイコン をクリックして、このセクションにアクセスします。
すべての USP メソッド バリデーション テストのドロップダウンリストが含まれます。詳細については、USP <232/233> および ICH Q3D ページを参照してください。
検量線には、元素テーブルで選択されている元素または波長の検量線が表示されます。右クリックすると、検量線をエクスポートしたり、スムージングを適用したりできます。
分析した各サンプルのアルゴン強度およびネブライザー圧力のばらつきが表示されます。ウィンドウの右下隅にある検量線の[トレンド分析]アイコンをクリックすることでアクセスできます。
これは、トラブルシューティングや、メンテナンスの必要性を示唆することがある経時変化を特定するのに便利です。
この機能は ICP Expert Pro でしか使用できません。
ウィンドウの右下隅にある検量線の[内標準比]アイコンをクリックすることでアクセスできます。
ワークシート内の少なくとも 1 つの波長が内標準であるときにしか表示されません。これは、ワークシート分析全体の過程における内標準比の変化を簡単に特定できて便利です。グラフは、標準液ごとに[元素]ページの「内標準」タイプが割り当てられている、すべての波長の比率をプロットします。各内標準波長のチェックボックスをオンまたはオフにすることにより、その波長のデータを表示したり非表示にしたりできます。