問題を解決するためには、最初に、その問題が装置、サンプル導入部、サンプル自体、ソフトウェアのうち、どれに関連する問題なのかを特定します。
エラーのトラブルシューティングを実行するときは、根本原因を最も効率的な方法で見つけ出すために系統的なアプローチを使用することが必要不可欠です。エラーに複数の原因があるケースもありますが、よく考えられたアプローチが、サービスコールを伴うことなく問題を解決する唯一の方法となります。
ICP Expert には、トラブルシューティングをサポートする組み込みの機能が複数あります。
表示されたすべてのエラーメッセージを熟読してください。大部分のケースで、トラブルシューティングのためのアドバイスが提供されています。可能であれば、エラーを記録します。
[ファイル] > [ログ] > [ログのエクスポート]をクリックします。
これにより、すべてのエラーとテスト結果が、C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Agilent\ICP Expert\Exported Results または ICP Expert のオプションで指定した場所に、圧縮ファイルとして保存されます。サービスコールが必要になったときに、サービス担当者がこのファイルを要求することがあります。
ICP Expert が開いている状態で、ICP Expert のツールバーで[装置]をクリックします。
ハードウェアエラーが発生したときは、左側の LED か装置の画像上の装置コンポーネントが、赤色になったり赤色で点滅したりします。画像上の赤色または黄色で点滅する装置コンポーネントをクリックすると、トラブルシューティング アドバイスにアクセスできます。
以下のトラブルシューティングの頭文字(STiNTS)は、感度や精度が下がる原因となる最も一般的な領域を指しているので覚えておいてください。
STiNTS
詳細については、以下のリンクをクリックしてください。
光学性能
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装置 |
ソフトウェア
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